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・駆け引き

2012/03/29

 こんなノリで付き合ってるのバレたら嫌だなー。


「ねーねーヴァルっちー。いい加減お小遣い上げるくらいしてよー」
「デスコたち、地獄にいた頃から貰えるお小遣い変わらないせいで、お金全然貯まらないんデスよ~?」
「断る。お前たちへの小遣いの増減は付き合いの長さに比例せん」
「むうう……じゃあ、何すりゃお小遣い増えるってのよ」
「我が党にとって有益な行動をすれば、査定を考えてやらんこともない」
「党にとって有益って例えば、どんなことデスか……?」
「それは自分で考えろ。
さて、俺はこれから工場へ出るゆえ、お前たちもとっととここから出て行くがよい」
「ちょっとこら逃げるな……って、あ、アレがあるじゃん!」
「何か、いいこと思いついたデスか、おねえさま?」
「うんうん。党とかどうでもいいけど、ヴァルっち的には超有益よ!」
「俺にとって……?
何の話だ」
「うっふっふ~。
そうねヴァルっち。来月からお小遣い上げるって約束してくれるんなら、アルティナちゃんのほくろの数と位置、教えてあげてもいいわよ~?」
「ほくろだと?」
「アルティナさんのほくろ、デスか?
それ、知って何の意味があるんデスか?」
「あんたはわかんなくていいの。ねー、ヴァルっち?」
「…………」
「どーよ、ファンクラブでも取り扱えない、アルティナちゃんの超S級プライベートデータでしょー?
知りたいと思わない?」
「……ふん。思わんな」
「ええー!」
「大体あいつのほくろの数と位置なんぞもう全て頭の中に入っているわ。
それをわざわざ他人に教えてもらったところで、何の意味が……」
「………………」
「?」
「……つ、つまり、あんた……」
「って嘘だ違うこれは冗談であって俺はあいつのほくろの位置だの数だの全くこれっぽっちも知りはせんが知りたいと思わんのも本当であってとにかくさっきは口が滑っていや滑ったとか滑っていないとかそんなことではないのだがとにかくとにかくとにかく!!
小娘、今の発言は忘れろ!!!!」
「きゃぁあああああ!!
ヴァルっちのえっちー! どスケベー!! ケーダーモーノ――――!!!」
「ええい忘れろと言っているだろうが!!!
あと大声で騒ぐな!!」
「へっ? ヴァルっちさん、えっちでケダモノなんデスか!?」
「ちーがーうーわッッ!!!」


「お昼はそちら、なんだか騒がしかったようですわね。事故でもありましたの?」
「……何もない。ただその……」
「その?」
「……こ、小娘どもがあまりにも喧しく騒ぎ立てるのでな。
小遣いを上げてやることになっただけだ」
「あらあら……最近赤字続きだと伺ったのに、出費が増えるばかりでは苦労も増えますわねえ」
「ええい笑うな。……大体、もとはと言えばお前のせいだぞ」
「はい? わたくしがどうかなさって?」
「…………」
「ヴァルバトーゼさん?」
「……いや。何もない……」
「はあ……そうですか?」
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