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で、D4ってどんな話なんよ

2012/03/15

 たまに『D4は何がしたいのか、伝えたいのかよくわからない』との意見を某所とかで見かけることがあります。確かに4は恋愛モノのようで恋愛モノじゃない、ほかにも結構盛り沢山な感じの恋愛モノだった訳ですけども、ロマンスとしてわかりやすいのは2や3の新婚夫婦の直球なエピソードだろうなとも思う訳でして。
 なんで、今作主役ップルの、ストレートにくっついたとの表現があるんじゃなくていずれくっつくであろうと間接的に思わせる結末は、純粋に恋愛モノとは断定できないんじゃないかなあとも考えられます。余韻(と書いて妄想の余地と読む)を求めればこう言うのもいいんですけどね。なんて言うかPKと1の主役カップルの中間地点的な?
 かと言って、閣下のアルティナちゃんへの感情を抜いて閣下を語れるはずがなく、またストーリーも成立しない。しかし友情物語と言うには相手ホモだし家族愛モノと言うには人格破綻者ばっかだし成長物語とも言い難い。六人全員主役かと言うとそうでもない。いつぞやか絆の物語ではないのかなーと主張したんですが、それもあんまりしっくり来ない。
 と、唸っているところに最適な表現がありました。エミちんの台詞、「暴君ヴァルバトーゼの『冒険譚』」。※英雄譚だったかも。
 プリニー教育係として手下と最低限の幸せに甘んじていた吸血鬼が、自らの信念のためついに立ち上がり、魔界最下層区から頂点、人間界、宇宙、果ては神への反逆に向かう物語。たった一人のお付きから始まって、風変わりなJC、その妹、へたれの死神、想い出の娘と次第に仲間を増やしていく様子は、まさしく冒険譚と表現するに相応しいのではないかと。
 だから次々と襲い来る障害に立ち向かう、ある程度のスペックを持っていて尚且つその強さにも説得力を持つ主人公である閣下は、エミちんほど急激な変化を見せることもなく(それでも変化はしていきますが)、仲間と一緒に歩んできた自覚があるから彼らとの絆を蔑ろにしない。1、3の成長物語、2のロマンスを意識した各主人公のキャラのOPからEDの変化を考えてみても、個人的にしっくり来ます。
 と以上の点を意識すれば、裏付けるように個別エンディングは冒険の続行を意識しているものが多かったり。
 フェは「閣下もっと冒険しましょうよ」っつーエンディング。フーカすんは「今度の主役はアタシよ!」、デスコには閣下から「冒険続行すっぞ」、エミちんエンドは「次の主役はお前に譲ってやんよ」「うんボク頑張る!」。なのにアルティナちゃんだけが冒険譚の終了→恋愛譚への変動を意識させつつそれがシステム的にノーマルエンドだっつーんで閣下的にはそっちなんだなーとニヤニヤ。やっぱり恋愛色は強いですよねー。
 多分、普通の冒険譚ならヒロインを初対面のフーカすんに据えるくらいラブ要素軽めですよね。けど閣下は前提として四百年前の悲しい過去を引きずって物語が始まる。魔界の弱体化を実感していく中でついに運命の娘と再会を果たし、本来の敵を知り、またその敵を倒そうと冒険の歩みを進めて行くことによってその敵の正体をも知る。アルティナちゃんは正直な話、加入遅かったりネタバレ要員だったりでキャラ薄いけど、設定としてはかなり物語の根幹に関わってることでロマンス要素をも強めてるからその辺り巧いなあと唸りました。
 閣下の冒険の終わりは、言ってみれば恋敵でもあった男の救済。と同時にその男のために四百年間奔走していた娘を贖罪から解放し、彼女の戒めを解いてたったひとりの娘に戻してやる展開でもあるんですよね。
 彼女が選んだのは、そうやって自らの冒険を終えた男のそば。……うんこれからじっくり互いの想いを育めばいいさ。とっとと結婚しろとはいまだ口酸っぱく言うけども!
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