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2011/11/05

 ようやくフン詰まり起こしてたところから脱出して久々におばかなの書いたはいいものの、結果的になんか閣下が気持ち悪くなったなと思うと閣下好きな人たちにごめんなさい。
「はい、これ今月の」
「……はい、中身も間違いなく。
確かに今月分お受け取りしましたわ、エミーゼルさん」
「……ふう、当然だよ。
アルティナに金について誤魔化そうとしたりしたら、死ぬより酷い目に遭わされそうだもんな」
「ま、天使に対して酷い仰いようだこと。
それにわたくしがお金に厳しいのは、あくまで任務の一貫であって……」
「はいはい、わかってるって」
「……本当にわかっていらっしゃるのかしら、もう」
「あれ、二人ともそんなとこでなにしてんの?
……なにその封筒」
「むむっ、ラブレターデスか?
それともいわゆる、果たし状ってやつデスか?」
「いいえ、どちらも違います」
「お前らだってAウイルスのときに飲んだだろ、アルティナの血、一口88万ヘルってやつ。
あれの代金を分割で支払ってるんだよ」
「へー……あんたマメねえ。
って、あ、アタシ、全然払ってないんだけど……」
「デスコも、毎月、お小遣い貯まらなくて……」
「ご心配なく。
お二人ともそう仰ると思いましたから、吸血鬼さんと狼男さんにお願いして、お二人のお給金から自動的に天引きさせていただいてますの」
「なんだそっかー……って、ちょっと待ってアルティナちゃん」
「はい?」
「それってつまり、アタシらの毎月のお小遣いから、勝手にアルティナちゃんに何割か渡ってるってこと?」
「はい、その通りです」
「お前にしては珍しく理解が早いな」
「ってええええええ~~~!!
それってなんかずーるーい――!!」
「そ、それじゃあ、デスコたちのお小遣い、知らない間に減ってたってことデスか!
ゆ、許せないデス、アルティナさん!!」
「……そうは言っても、実際にボクらあのときアルティナに助けてもらったから仕方ないだろ。
金払いたくないって言っても今から血吐くのも無理だしさ、またAウイルスにかかるのもいやだろ?」
「そうデスけど~~!」
「勝手に引かれてるってのもなんか気分悪いわよ、ねえデスコ!?」
「はいデス、おねえさまっっ!!」
「お前ら……。
そんなこと言っておいて、天引きしなけりゃしないでどうせ代金のことなんかきれいさっぱり忘れてたんだろ」
「……確実に、踏み倒されていた可能性がありますわね」
「って言っても、どうせアルティナちゃんのことなんだから忘れたりしないんでしょ?
踏み倒せたりするもんなの?」
「さあ、どうなのかしら?
一応、いまだ代金を支払っていただいていない悪魔のかたがたには毎月直接請求書をお送りしていますし……」
「うわっ、すんげー嫌がらせ……」
「嫌がらせではありません、効果的な方法と言ってください。
……ま、例外がいないことはありませんが……」
「そんなのにはどうすんの?」
「直接強奪、それができなければ停滞費用として更に何割か上乗せして請求します」
「……ハハッ。な、成る程……これが、尻の毛まで毟る勢いってヤツか……」
「ち、ちなみに、それにも応じないヒトがいたら、どうするんデスか?」
「今のところはそんな方はいらっしゃいませんが……そうですわねえ。
もうお金を払っていただけるまで一生付きまとって差し上げようかしら、なんて……」
ガタッ!
ばたばたばたばた……
「……なに今の」
「さあ……?」


「フェンリッヒッ、は、話があるのだが……」
「ああはい何の御用でございましょうヴァル様。
ちなみに今ようやくあの泥棒天使の閣下の分の代金を完済し終えたところでして」
「ごっ!?」
「ついでにわたくしの分も終えました。
いやあ、やはり相手があの天使と理解していても、金銭的に借りを作らないと言うのは実に清々しい気分になりますな」
「そ、そうか……。
よし、ならばここで提案したいのだがなフェンリッヒ!」
「はい、閣下」
「小娘どもの」
「却下します」
「……まだ何も言っていないが」
「デスコはともかくあの小娘の代金を肩代わりしてやるなど、本人が知れば付け上がるに違いありません。
自分にとって都合のいい展開になると知るや否や、これはやはり自分の夢の中の世界なのだと公言し、プリニーである己を認めたがらないこと必須」
「……ううむ。
で、ではだな、党首として、我が党のAウイルス感染者の……」
「それも却下いたします閣下」
「ええいっ、何ゆえか!?」


「……んー、けどそれだとね、アルティナちゃん」
「はい?」
「ファンクラブの連中とか下心持ってる奴が、わざとお金払うの止めるとかあるんじゃない?」
「……ないとは思いたいのですが。
まあ、ですけど一度に請求に応じない方が二人以上いらっしゃると面倒なことになりますわね……」
「そうデスね、付きまとうのは止めといたほうがよさそうデス」
「だなー」

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