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・言えるはずがない

2011/10/28

 フーデス編で二次やるかはどうかは別としてフーデス編で判明したりするアルティナちゃん関係はとても美味しかった…。

※フーデス編ネタバレ前提注意。
「しかお前、何故あの小娘どもの肩を持っていたのだ。
あのときの言葉から察するに、お前も小娘がプリニーであることを否定する気はなかっただろうが」
「ええ、まあその点はそうなのですが……。
仲間にさせられた理由は、そのう、成り行きと申しますか……」
「……ふん、どうせお前のことだ。あの小娘どもに強請られて仕方なく付き合ったのだろう。
そのまま一緒に俺の計画まで受けるとは……昔からつくづく思っていたが、お前のお人好し振りは最早美点を越えて欠点だな」
「わたくし、そこまで甘くはありませんわよ?
フーカさんがきちんとご自分の現状を受け入れて転生なさるのでしたら、寂しくはありますけど引き止める気は起きませんもの。
ただ仲間にさせられたのは、その……」
「その? 何だ」
「お、脅されまして……」
「……ほう」
「いえその、直接的なものではありませんでしたし、おふたりとも悪い子ではありませんから、暴力を伴ったものでも勿論ありません。
ただ、精神的な弱点を握られたと言いますか……」
「あいつらにそんな知性があるとは思えんぞ。
……ま、女同士ともなれば隙も見せやすいのだろうが、それを利用されるとは。
小娘どもも案外悪魔らしく姑息だったと言うか、お前が無防備だったと言うか……」
「それこそ、あのおふたりは姑息なんて言葉から縁遠い方々でしょうに」
「ならお前が無防備だったと」
「う……。そう……なりますでしょうか……」
「ふん。魔界に足を踏み入れた以上、そんな調子ではいつか痛い目に遭う。
今までは幸いにもどうにかなったのだろうが、仲間内とは言え今回のような目に遭ったのなら、お前も少しはその性格を省みるがいい」
「……四百年ほどこのままでいたものですから、今更性格を変えられるとは思えません」
「それくらいの努力はしろ」
「難しいことを仰るのね」
「お前のためを思って指摘してやっているのだ。感謝されるのは当然として、そのような顔をされる筋合いはない」
「……それは」
「ん、なんだ?」
「……ずるいです」
「は?」
「……卑怯ですわ、そんなお言葉」
「はあ? 一体何のこと……ッッ!!
い、いやっ、俺はっ、別に他意があった訳ではないぞ!?
その、仲間の欠点を指摘してやるのはだな、仲間として当然と言うか……!」
「わかっています。……ですから、だからこそ、ずるいんです」
「…………」
「…………」
「……アルティ……」
「い、いやですわわたくしったら!
おかしなことを口走ってしまって、その、本当に申し訳ありませんでした!」
「あ、謝るようなことでは……」
「す、少し、調子が悪いのかもしれません。ですからこれで、今日はもう失礼しますわ」
「……そ、そうか」
「は、はいっ。それでは吸血鬼さん、御機嫌ようっ」
「うむ……。
…………………。
……あいつめ、い、いらんことを言いよって!」
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