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魔女と湖畔のコウモリ-おまけ-

2013/08/17

 下のあれのおまけと言う割には台無し感が漂っててあーこりゃ一緒にしちゃ駄目だなーと思ったので隔離! あと甘味足りないよ何やってんの! って方向け!
 一応前回で「多分」って言ったし! 別に矛盾してないし! ししし!

 あ、R15くらいかなと思いますんでその辺お気をつけてくださいはい。うんもともと百騎兵自体がR15相当なんだけどね。




※余談

 吸血鬼が住んでいた世界で女吸血鬼にさせられちゃった魔女、めっちゃ怒る。その末に自暴自棄を起こす。
「そんなにわたくしを抱きたいなら抱いてしまえばいいでしょう!」
「…そうか。お前がそう言うのならそうしよう」
「…へっ?」
 とは言うものの、処女の理想を具現化したような丁寧な扱いと丹念な愛撫で接する吸血鬼。今まで数多くの患者たちのセクハラの憂き目に遭っていたはずの魔女、キスの段階で心身ともにとろとろに。
「…ぁ、あなたっ、何か…!
へ、変な術を、かけたでしょう…それか、薬でも…盛って…!」
「馬鹿を言え、俺が嘘をはじめとする卑怯な真似を好まないのはお前も知っていよう。
薬も術も使っていない。使う気もない」
「けど…でもっ、…こ、こんなの…お、おかしい…!」
「うん?」
「…ど、して…あなた、に…触られたら、こんな…痺れる、の…?
ほかの、人は…困って…痛い、だけ、だった、のに…
ぉか、しぃです…、あつ、くて…ふわふわ、して、からだ、へん…!」
「………」(ぴた)
「き、吸血鬼…さん?
あの…や、やっぱり、何か…」
「……………」(珍妙なものを見る目)
「い、いいんですのよ…何か、あなたがわたくしの心に細工をしたとしても、もう今更ですもの。
初めてお会いしたときから、なんとなくそんな予感はしていましたし…」
「初めて?」
「…え、ええ。
生まれて初めて悪魔を見たせいでしょうね…わたくしあの日から一日中、あなたのことをずっと思い出してしまって…。
なんだか、無性に落ち着かなくて…魔力が手に入るかもしれないことより、次にあなたに会うときどうしよう、どう振る舞おうってずっと不安でした…。
…あんなに長く、殿方のことを考えたことなんかありませんでしたから、きっとあなたが何か…」
「…お前、気付かなかったのか」
「はい?」
 女の耳元にある言葉を囁く吸血鬼。もともと赤い耳朶が更に真っ赤に染まっていく。
「そ、…そそそんなっ…、そんなはずは…!
だ、だって、だってあなたっ……!」
「ははっ…そうか。自覚があるかなしかの差だが、それでも俺たちは同じ想いでいた訳か。
ならいい。構わん。ここでお前のすべてを許す。…そうとも、お前がお前を許さずとも俺はお前を許し続ける」
「ひあっ? ぁ、めっ、吸血鬼さんっ!?」
「…そうしてまた、ともに生きろ。
今度は違う世界になるが、それでも俺たちなら暮らしていける。…いつまでも、ずっと」






 なんかこう書くと綺麗に終わってるふうに見えるけど魔女ティナちゃんの周囲に幾つもの屍が積み上がってて、彼女がずっとそれを引きずるであろう点は変わらないんですよねー。
 だから↓が大団円になるはずなんだけどあまりの暴君得っぷりに上のほうが幸福度高そうと思っちゃうんじゃ…。


・百騎兵13章浄化後。

 夜、湖畔で佇む男。背後からの声に気付いてそちらを振り返る。走ってくる女。
「…遅れてしまってごめんなさい、吸血鬼さん。
今日も飛び込みの患者さんが来てしまって…」
「それくらいのこと、構いはせん。
それにお前の診療所が繁盛するのは、手を貸した俺としても嬉しい」
「ふふっ、そう言っていただけてわたくしもほっとしましたわ。
さあ、こっちにいらして。前にあなたが話していた滝、ようやくわたくしも見つけましたのよ?」
 湖畔を去るふたり。

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