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・赤ちゃんはどこから来るの

2013/04/29

 D2初の小ネタがよりにもよってこんなんかよ! って言われそう。
 けどあれはちょっと卑怯じゃよ……あんなんスルーするほうがおかしいよ……。

 そいやマオウ掲載してましたね。
 エトナさんのバックアップ?有りのフーカすんとフロンちゃんのバックアップありのアルティナちゃんで本格的にダブルヒロイン推し展開行きそうで……うんそれ自体には別に文句ないけどアルティナちゃんの性格とか性能がフーカすんAGEの犠牲になったりしたらちょっとキレるとだけ言っておく。



「むうう~シシリーさぁあん……聞いてくださぁい……。
あれから皆さんに訊いて回ってみたんですけど、どーも皆さん詳しく教えてくれないんですよお……」
「あれからって? 何の話?」
「ほら、ロザリンドさんが仲間になったときわたし言ったじゃないですか。
子どもっていうのは、男女の愛が極限まで深まったときプリニーさんが運んでくる、ふたりの愛の結晶なんだって」
「うん、言ってたね。
……けど、お兄ちゃんたちはそのお話聞いたことないんだっけ?」
「そう! だから悪魔さんたちの場合はどうなのか気になって、お二人やほかの方に聞いてみたんですけどー……うぅ」
「不発だったんだね……
よしよし、フロンさん。クッキーあげるから泣き止んで?」
「うう、ありがとうございますぅ……。
……はあ。やっぱりあれですかねえ。悪魔さんたちは愛を否定してるから、愛の結晶である子どもがどこからやってくるのかとか、あんまり話したがらないんですかねえ……」ぼりぼり
「ううーん……あたしも悪魔と人間の子どもだから、悪魔の子どもの作り方、興味あるのにな……。
他に知ってそうな人とかいなかった? お城にいて、聞き逃してる人とかないの?」
「どうでしょう……忙しそうな人はさすがに避け、あ。アルティナさん!」
「はい? お二人とも、こんなところでどうかされましたの?」
「アルティナさん、悪魔の子どもの作り方知ってたりする?」
「は、はぃい!? い、いきなり何の話ですか!?」
「……いい手応えです」
「みんなあんな感じだったの?」
「ええ。けど彼女は天使だから愛を否定しない、つまり教えてくれるはず……!
と言う訳でお願いします! アルティナさん、わたしたちに子どもの作り方を教えてください!!」
「ち、ちょっと待って下さい!
……ど、どうなさったんですか? 何故、唐突にそんなお話を……」
~中略~
「はあ……なんとなく事情は飲み込めました……」
「じゃあ、教えてくれる?」
「え、いえ、その……あの、事情は理解しましたが……く、口に出すのは憚られると申しますか……具体的には、ちょっと、その……」もじもじ
「なら絵とか文字で書いたりで……」
「そ、それも……ちょっと……」
「むー。どうして子どもの作り方教えてくれないの? そんなに難しいことだったりする?」
「どう、なのでしょう……わたくしも、その、経験がありませんから、表現に難しい部分は、確かに……」
「なんと! 経験しないと説明できないくらい難解なんですか!?」
「いえっ、そういう訳ではないのですが!」
「じゃあどうして説明してくれないの? ……アルティナさん、あたしたちのことあんまり好きじゃなかったりする?」
「そんなことありません! ありませんけど……そのぅ……」
「「………………」」じ~
「ぁ、も、もうっ、そんな見つめないでくださいっ!
え、ええと……それでは、あの。おふたりとも、植物の繁殖の場合はご存知ですか? おしべとめしべの……」
「はいはい、知ってます! 花粉をとんとんってしてあげたら種になるんですよねー!」
「そうなんだ……じゃあ悪魔の子どももそんな感じでできるの? どこをとんとんするの?」
「う、いえ、とんとんではなくて、あの…………」ごにょごにょもじもじ
「ん? なんて言いました? もっと大きな声でお願いしたいんですけど……」
「えええと……!」
「むむぅ……らちが明かないなあ。
ほかに知ってそうな人……あっ、プリちゃんのお世話係さん!」
「き、吸血鬼さん!?」
「……教育係だが、まあよかろう。何だ、天使どもがこんなところで雁首揃えて」
「世話係さんは、プリちゃんのお仕事についてならなんでも知ってるんだよね?」
「知っているどころか、それらを魂にまで刻み込むのが俺の仕事だ。奴らの基礎技能において、俺が知らぬことはない」
「じゃあ、天界のプリちゃんが赤ちゃんを連れてくるお仕事は、魔界のプリちゃんだとどんなお仕事になるのか教えてくれる?」
「……は? 赤ちゃん?」
「天界では、互いを深く想い合う夫婦のもとに、プリニーさんがそのふたりの愛の結晶として赤ちゃんを届けてくれるんですよ。けど、魔界ではどうやら違うっぽいのが気になってですね」
「あぁ……つまりそれがお前達が聞き及んでいる子どもの作り方だと。成る程、天使らしいと言えばらしいが……」
「それで、悪魔の場合はどうなったら子どもが来るの?
世話係さん、知ってるならあたしたちに教えてほしいな」
「その前に、こちらから一つ……そこの天使。お前に聞きたいのだが」
「は、はい? わたくしですか?」
「ああ。お前は、こいつらの言っていることが本当だと思うか?
つまり、ああしなくても……」
「ど、どうなのでしょう……。少なくとも医学書を見た限り、天使の器官は人間とさして変わらないみたいでしたけど……」
「……ふむ。ならば人型悪魔とも変わりない、と受け止めるべきだな。
よかろう天使ども。子どもの作り方について教えてやる、が」
「「が?」」
「それ以前にお前たちは誤解している。
天界であれ魔界であれ、プリニーに赤子運搬の職務はないッ!」
「え、えええええ!?」
「そ、そうだったんですか!?
じゃ、じゃあ赤ちゃんは一体どこから来るんです!?」
「決まっている。女の腹からだ」
「お、おおおお腹!?」
「どうして!? どうやって!?」
「そして作り方はぶっちゃけて言えば……!」
「き、吸血鬼さん……!?」はらはら
「いちゃつく!!!
これ以外に言いようがないッッ!!」
「………………」
「い……」
「……いちゃ、つく……?
それって、……ええっと……」
「そのまま譜面通りに受け取れ……、と言いたいところだが大雑把過ぎるのも考えものだな。よかろう、更にヒントをやる。
いいか、『いちゃつく』の単語にはあらゆる表現が含まれている。
単なる会話から、仔犬のじゃれ合いのような触れ合い、闘う場合もなくはないが、少なくとも仲の深さを示す精神的・肉体的を含む接触である点には違いない」
「ふむふむ」
「故にそれを踏まえた上で言い表せば、『子どもを作る気でいちゃつく』がより適切だろう。
だが具体的な内容についてはお前たちに混乱を及ぼすので教えてやれん!」
「どうして?」
「決まっている。具体的に言い表そうと思えば、パターンが膨大過ぎるからだ。
推測ではあるがその方法について詳しく書かれた書物は恐らく億や兆を超え、そのどれもが全く同じことを書かれておらんッ!」
「そっ、そんなにあるんですか!?」
「うむ。しかもそのどれもが正しいが、その通りにせずとも子どもを作ることは可能。それほど子作りとは複雑であり単純な、矛盾を孕んだ行為なのだ!」
「ううん……じゃあ、アルティナさんが言葉だけじゃなく、文字や絵でも説明できないって言ったのはそういうこと?」
「……へ?
あっ、はっ、はははいそうですわっ!」こくこくこく
「はぁ、だったら仕方ないかもですねぇ……。
とりあえず、いちゃついたら子どもができるってことが判明しただけでもよしとすべきでしょうか」
「うん……あんまりイメージ湧かないけど、そうだね。それで今は納得しなきゃだね」
「そうそう、お前たちに忠告を忘れていたな。
いいか。子作りとは言わば信頼の極致だ。互いを深く信じ、未来をともにするとはっきり意思表示した男女が新たな命を繋ぐ、秘儀と呼んでも過言ではない。
そのような重大かつ繊細な行為の仔細を声高らかに語るなど……それ自体が子作り、いや生命そのものへの侮辱となろう」
「そ……そうだったんだ……」
「ああ。いかな天使だろうと、憚ることなく子作りの方法を訊ね回るのはよくない。人格と品位両方を疑われる故、今後は気をつけろ」
「わ、わかりました……!
天使として、新たに祝福され生まれる命を侮辱するような真似は、今後絶対にしないと肝に銘じますっ」
「あたしも。今度から気をつけるよ。
……それと、アルティナさんごめんね」
「は、はいっ?」
「そうですね……同じ天使なのに、わたしたち、アルティナさんにそんな酷いことお願いしていたんですものね……。
知らなかったからって無理強いなんて、本当にごめんなさい」
「い、いえっ! 知らないのなら疑問を抱くのは当然ですし、おふたりが反省してくださるのでしたらわたくしは全く気にしませんから!」
「……ありがとう、アルティナさん」
「じゃ、お詫びに……今からふたりでお菓子でも作りしょうか、シシリーさん?」
「そうだね。世話係さんも食べれるように、ちょっと塩っぽいのに挑戦してみよっか。
じゃあふたりとも、後で届けに行くからね!」
ぱたぱたぱた…
「は、はあ……お構いなく……」
「あの調子では聞こえておらんだろうがな……全く」
「……では、その。
わたくしも……本当に助かりましたわ。ありがとうございます、吸血鬼さん」
「……べ、別に。……お前を助けたつもりで近付いた訳ではない」
「は?」
「い、いや何もない。失言だ。気にするな」
「はあ……。けれど、あんな伝承を信じるだなんて……やはり生まれついての天使さまがたは純粋ですのね……」
「ん? 生まれついて、だと……? それは一体どういう……」
「…………失言、ですわ。気になさらないでください。
それでは、わたくしはこれで失礼します」
「………………。
……いや。そんな、はずは…………そうとも。
………そんな、はず………」
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